坐骨神経痛、とくに梨状筋症候群と呼ばれるお尻の筋肉が硬くなって（または伸びきって）神経痛が出ている場合は、座り方はとても大事な要素になります。

　例えば、ソファにに長時間座っていると、お尻が前にずれて腰が丸くなります。すると、椎間板が突出して椎間板ヘルニアになりやすくなります。

　では、上のサリーマンの姿勢はどうでしょう？　腰がすっきり伸びて丸くなっていません。この姿勢は〇でしょうか✕でしょうか？　

　答えは、腰にはいいが、お尻にはよくないが正解になります。なにが良くないのか？　それは座る位置にあります。

　イスなどの前に座ると、角がお尻に食い込んで坐骨神経を圧迫します。この時間が長時間続くと痛みやしびれが出やすくなり、それが何年も習慣化すると神経に傷がついてしまします（意外とこのような座り方をしている方は多いです）。

　皆さんもご自身の座り方に一度注意を向けてみて下さいね。