清水区にお住いのFさん。右手で車のシートベルトを引っ張ろうとしたときに右肩に激痛が走り、肩より上に腕が上がらなくなってしまったそうです。

　その後、整形外科に通いリハビリを受けましたがなかなか改善せず、左手を添えないと上がらないまでに。洗濯物を干すときがとてもつらいため当院に来院されました。

　肩が上がらなくなる原因はいくつかありますが、そのほとんどが関節内の癒着と、腕を上げるときに使う筋肉の神経伝達がうまくいっていない場合です。癒着をはがし、神経をつなげれば（促通といいます）、写真の通り痛くないほうの腕よりも上がるようになることも少なくありません。

　四十肩・五十肩などは放っておくと関節内が固まり全く上げられなくなり、施術に要する回数が跳ね上がってしまうので、早めの来院をお勧めします。

　過去に左肩関節を脱臼したことがある清水区のTさん。初めて来院されたときはイスから転倒して腱板を断裂して腕がまったく上がらず、腕全体が痛いと訴えていました。

　しばらく施術を続けるとほどなくして痛みも和らぎ、腕も少し上がるようになりましたが、そこから先がなかなか改善しません。そこで当院が行っている小波津式神経筋無痛療法を施したところ、写真のように腕が突然上がるようになりました。

　今では「無事運転免許更新もでき、大好きなグランドゴルフもできるようになってよかった！」と喜んでおられます。

　高齢者の3人に１人は腱板が切れていると言われています。もし、そのような症状をお持ちでしたら、ぜひ当院にご連絡ください。一度おからだをしっかり見させていただき、最善の提案をさせていただきます。

　肩が痛くなって腕を上げたり広げたりすることができなくなったKさん。

　四十肩・五十肩の特徴の一つである巻き肩で、この状態で日々腕を動かしていると肩関節の中で炎症が続いて癒着が起こり、肩の動きを制限してしまいます。

　当院では、関節内の癒着をはがす矯正と、神経の通りを良くする整体を行い、肩関節の動きを正常な状態に近づけていきます。施術前は90度くらいまで上がらなかった腕が、施術後は1回で写真のようにここまで上がるようになりました。

　四十肩や五十肩は、関節内の癒着をそのまま放っておくと、神経や血管まで巻き込み、痛みを増幅させてしまいます。できれば夜間痛が出る前に受診されることをおすすめします。